2017年12月22日

職員会議を見直す



学校には職員会議という会議があります。

「職員会議」は、学校運営が円滑に行われるように、校長が、所属職員の意見を聞いたり、校長の運営方針を周知させたり、職員相互の事務連絡を図るものです。

つまり、学校の取組の意思決定は、校長自らの権限と責任において行うのです。

しかし、校長がすべての計画を立てることは不可能なので、教務部、保健体育部、生徒指導部……などの校務部で立案し、職員会議にかけるのです。

ひと昔前は、小さな取組までも、職員会議でセンセイがたが喧々諤々と意見を出し合って決めていました。

これでは、会議の時間がいくらあっても足りません。

そして、一番ネックなのは、声の大きなセンセイの意見に左右されるということです。分かりやすく言うと、学園ドラマに出てくるヒール役のセンセイが会議で、もっともらしい反対意見を言っているのを見たことがあると思います。まさに、あれです。

各部でしっかり計画を立てたものを、校長が承認し、それをセンセイ方に連絡すれば、会議はぐっと減ります。

それを民主的でない!というセンセイもいますが、声の大きさで決める会議が果たして民主的でしょうか?  


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2017年12月17日

家庭訪問を見直す



家庭訪問を見直すとして、家庭訪問のメリットを別の方法で補うことができるかなどについて考えます。
メリットは、
 ①保護者の顔が分かる
 ②保護者の教育に対する考え方が分かる
 ③子供の情報が分かる
 ④子供の家庭環境が分かる
 ⑤家の場所が分かる 
でした。

①については、最初の参観日や保護者会をうまく活用できないでしょうか。ネームプレートをつけてもらうとか、お子さんと一緒に写真を撮るとか、懇談会で我が子を褒めてもらい印象付けるとか、名前と顔がなんとなく一致すればいいのではないでしょうか。

⑤については、家庭環境調査票みたいなものを提出してもらっていますから、校区の地図に書き込んでおけば問題ないと思います。それでも場所を知りたかったら、校区内巡視を兼ねて回ってみるとか、グーグルの地図で確認することで十分ではないでしょうか。

②③については、実際に対話をしなくては伝わってきません。家庭訪問をなくす対案として、希望者のみの学校での面談を行うことをオススメします。家庭訪問でどうしても伝えたいことがある保護者の方もおられると思います。そういう声を聞くために面談の機会を設けるといいです。

④についてです。
これは少し苦言になりますが、子供の家庭環境が分かったことで、自分の学級経営に活かすことができるセンセイはどれぐらいいるでしょうか。
家庭訪問の是非を問うときに、「どんな生活をしているか知るべき」「どこで家庭学習をしているか見るべき」という声が出ます。
じゃあ、それを知って、十分ではない家庭の子に対して手を差し伸べたり、配慮をしたりするでしょうか? 
「あの部屋の汚さなら、忘れ物をしてもしかたがないよね〜」
「勉強できる場所なんてあの家ならないよね〜」
といったゴシップ的な会話しか聞こえてきません。
だから、あえて家庭訪問をしてまで、家の中を覗く必要はないのです。
  


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2017年12月16日

家庭訪問は、必要か?いらないか?



学校の多忙化の改善策の一つとして、家庭訪問を見直す必要があります。

家庭訪問は日本の学校の伝統文化として、今まで多くの学校で行われてきました。

「どうして家庭訪問をするのか?」
とセンセイに尋ねたら、きっと
「今までずっとやってきたから。」
と答えるでしょう。

学校には、この『今までやってきたから病』が蔓延しています。ここに着手しないと、真の改善には繋がらないと考えます。

その一つが家庭訪問です。
誤解を招かないでほしいのは、家庭訪問が悪いと言っているのでありません。改善の余地があると思うケースなのです。

まずは、家庭訪問のメリットとデメリットを洗い出します。

《メリット》
 ①保護者の顔が分かる
 ②保護者の教育に対する考え方が分かる
 ③子供の情報が分かる
 ④子供の家庭環境が分かる
 ⑤家の場所が分かる  
《デメリット》
 ①家庭訪問自体に時間が取られる
 ②日程調整に時間が取られる
 ③午前授業になる
 ④駐車違反など危険性がある
 ⑤疲れる

メリットもデメリットもまだ挙げられるかもしれません。
デメリットにも挙げましたが、やはり【時間】の問題が大きいです。1つは家庭訪問に関連する時間がかかること、もう1つは授業時数をカットすることです。

家庭訪問はたいがい4月の後半に行います。4月は学級づくりの大切な時期です。最初の2週間で基礎づくりをし、4月の後半で定着を図っていきます。

しかし、この時期に家庭訪問があると、午前授業など、変則的な日課になり、当番活動などの学級のルールが乱れます。乱れたままゴールデンウィークに入り、5月に再度学級経営を立て直さなくてはならなくなります。これがうまくいかないと、学級が崩れていきます。

私が家庭訪問を見直した方がいいと考える最大の理由はここなのです。

では、メリット面をどう補完するかは、次回に。  


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2017年12月13日

センセイの「忙しい」の源は何か

センセイは忙しいと言っても、業務はあまり変わりません。そして、自ら業務を改善しようとはしません。

ようするに、やりたいことをやるためなら、時間を掛けても苦になりません。

そこで、似たような業務を比較してみます。

◇自作プリントの丸付け → OK
◆市の学力テストの丸付け → 多忙

◇学芸会のピアノ伴奏 → OK
◆卒業式の君が代のピアノ伴奏 → 多忙

◇劇のバック絵描き → OK
◆研究会のリーフレットづくり →多忙

◇職員の送別会のしおりづくり → OK
◆道徳の年間指導計画づくり → 多忙

ようするに、管理職からやってほしいと頼まれたことは「多忙」、自分で考えてやることは「多忙ではない」のてす。




  


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2017年12月11日

センセイってホントに忙しいの?



教員の多忙化と言われていますが、センセイはホントに忙しいのでしょうか?

今までお伝えしてきたように、忙しいセンセイもいます。しかし、逆に、忙しくないセンセイもいるのは事実です。

○毎日退勤時刻キッカリに帰る
○授業はつまらない
○めんどくさい仕事はしない

といったセンセイもいます。

ここまでの人はなかなかいませんが、忙しい忙しいと言っても、6時ぐらいには帰宅できます。スーパーが空いてる時間に帰れて、我が子に夕食を作って食べされることもできます。

休日出勤も基本的にはありません。夏冬休みも、年休ですが、連続して休むこともできます。

締切に追われて徹夜することもないですし、上司から何度もやり直しをさせられることもありません。

多忙感はあくまでも「感」であって、多忙でないことが多いのです。  


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2017年12月10日

センセイが一番頭を悩ませる保護者対応



センセイが時間も精神的にも負担に感じているのが保護者対応です。

学校には保護者からの「問い合わせ・質問」「苦情」「無理難題(イチャもん)」がたくさん寄せられます。

いつからか、センセイは保護車の顔色を伺い、文句をつけられないようにしなければ、というスタンスになっています。

これは、「保護者からの連絡=イチャもん」と捉えがちだからです。

このことはまた別の機会にお伝えします。業務削減の観点からの保護者対応についてお話します。

これは至って簡単で、「種火のうちに鎮火させる」
これだけです。

①保護者への連絡は、できるだけ早くすること
 できれば、子供が帰る前に連絡するぐらいがいいでしょう。
「今日こんなことがありましたので、こう対応しました。おうちでも話を聞いてあげてください。何かありましたらご連絡ください。お仕事中すみませんでした。」
 こうやって連絡しておけば、大火になることは少ないです。

②1つ上の対応で真摯な態度を示すこと
 とかく連絡帳で済ましがちですが、文章では伝わらず、かえってこじれる場合があります。
 連絡帳でいいと思ったら、電話を。
 電話でいいと思ったら、家庭訪問を。
 こうやって1つ上の対応をすることが、問題を大きくさせないコツです。

こういう対応をすることで、業務に余裕が生まれます。  


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2017年12月09日

学級通信を一生懸命に書くのはいいけれど……



お子さんが毎日学校から持ち帰るプリントの中に『学級通信』はありますか?

担任のセンセイが発行する、学級や子どもの様子や勉強のこと、持ち物や行事などが書かれたお便りのことです。

センセイによって毎日発行する人もいれば、不定期の人もいます。まずは、センセイの思いや考えが込められているので、しっかり読みましょう。

さて、この通信をいかに効率よく作るか、これが業務削減のコツです。通信は必ず作らなくてはいけないものではなく、いわゆる付加サービスです。そのために、放課後の時間の大半を費やすのはもったいないです。その時間を授業のために使った方が得策です。

でも、通信を出さないと、保護者から指摘されかねません。

次のいずれかのやり方を試してみませんか?
①レイアウトのパターンを決めておく
②写真を多く貼り付け、短いコメントを書く
③時間のあるときに書きだめておく
④週1回の発行と決めておく
⑤手書きにする

それぞれについて、解説します。
①は、言わずもがなパターンで毎号書いていきます。記事やレイアウトに悩むことはありません。

②は、一番オススメです。読者である保護者は長い文章はなかなか読んでくれません。それより写真があると、サッと読んでくれます。そして、楽です。このパターンに慣れてくると、ある程度の記事を意識して、その写真を撮るようになります。

③は、タイムリーでなくてもいい内容、例えば、子どもの作品紹介とかを、時間のあるときに作っておくのです。

④は、発行する日や曜日を決めておくと、仕事のめどがたちます。ちなみに私は20年以上毎日発行していました。

⑤は、いつでもどこでも書ける利点があります。昔は味のある手書きの学級通信を書くセンセイが多かったです。

いずれの場合についても、これだけは!ということがあります。
時間を作りたかったら、「フォントを凝る」「画像の編集に凝る」「写真選びに時間をかける」
これらを辞めることです。
通信1枚30分以内を目指しましょう!  


Posted by nori910 at 21:36Comments(0)

2017年12月08日

昔ながらの手書きにも良さがある



センセイ自身ができる業務改善はまだあります。

⑦学級通信等の文書作成
です。
放課後のセンセイの仕事の多くは。授業のプリントや、おたより(学級通信)を作ることです。

ここにも、改善ポイントがあります。
まず、プリントです。
パソコンが普及し、センセイは、1からプリントをカスタマイズする傾向が多いです。それでは、いくら時間があってもたりません。

市販のワークもあれば、ネット上にも著作権フリーのプリントがたくさんあります。それを活用するのも1つの手です。

ここからがワザです。
1 プリントを使わずノートに書かせる
2 手書きでプリントを作る

え?と思われがちですが、実は昔のセンセイはこうやっていました。実はそれが一番効率的なんだと思います。

あるとき、英語で色を教える授業の準備をしていた若いセンセイがいました。
パソコンで図形を描き、いろいろな色をつけ、プリントアウトして、丁寧にラミネートをかけていました。
そこでこうアドバイスをしました。
『色画用紙を切れば、1分で終わるよ。』
若いセンセイにとっては、目からウロコだったようです。

実は、学校のセンセイもゆとり世代が増えてきているので、こういうことが日常的に起きているのです。
  


Posted by nori910 at 20:23Comments(0)

2017年12月07日

集中と緩和の仕事術で時間を生み出す



放課後のセンセイの仕事のうち、効率よくやることで、時間を生み出すことができる仕事があります。

それは、
②学年の打ち合わせ

⑥各種会議
です。

まずは、⑥の各種会議から考えていきます。
センセイは職業柄、しゃべることが大好きです。だから、職員会議といえば、思いついたことをどんどんしゃべり、話がまとまらないことがあります。
よく、ドラマで職員会議で揉めてるシーンがありますが、割とあんな感じです。

会議については、重要な案件のみ協議をすればいいのです。職員会議の議題のほとんどが連絡事項に過ぎません。それであれば、「提案を読んでおいてください。」で済ますことができます。
また、協議事項は、「何を協議してほしいか」という観点を明確にして提案するとよいです。

各担当で綿密に計画を立案しても、結局その通りやらないのがセンセイというものです。ですから、会議で細かく内容を確認することは、時間の無駄です。

次に、学年の打ち合わせです。
これは、各学級の進度を確認したり、教え方を揃えたりする大事な打ち合わせです。
これを学年主任の下、きちんとやっている学年は、取組が揃っています。
しかし、しっかりと打ち合わせていない学年は、やることがバラバラです。

さて、この打ち合わせのどこをスリム化できるかです。

実は打ち合わせといいつつ、半分が脱線したおしゃべりになっていることが多いのです。
『大事な情報交流です』という言い訳をしますが、傍で聞いていれば、単なる雑談です。

そこで、打ち合わせる内容と終了時刻を最初に明示しておくと良いです。場所も職員室ではないほうが良いです。

打ち合わせや会議をいかに効率的に行うかで、自分の時間が生まれるのです。

そのためには、会議や打ち合わせは集中して行うように変えていくようにしましょう。

  


Posted by nori910 at 21:18Comments(0)

2017年12月06日

子どもファーストの働き方改革であってほしい



センセイの本務は授業です。
それは前回書きました。

今後行われる「教員の働き方改革」が子どもファーストであることを願っています。

1つは、子どもにいい授業をするための準備の時間を作るための業務改善

もう1つは、子どもと直接関わる時間を増やすための時間の確保

これらは、直接子どもに関わることです。ぜひ、このために改革が行われることを願っています。

そうではなく、そこに教員のエゴが見え隠れし、教員サイドの見方で改革が進むようでは、学校教育は廃れます。

もちろん、教員も労働者ですから、過重労働を強いたり、過労死レベルの超過勤務をさせたりすることは避けなくてはなりません。

取組をやめる、業務を軽減する、時間を減らす
そういったときに、それが「子どものためになるか」という視点を常にもつべきだと、私は思います。  


Posted by nori910 at 21:01Comments(0)