2018年11月05日

そもそも学芸会って何のための行事?

学校の二大行事のもう1つが「学芸会」です。
これも、どこの学校でもやっているのではないでしょうか。

演目としては、
「劇」「器楽合奏」「合唱」「踊り」
などがあります。

一生懸命に演技する姿に胸を打たれます。

それはわかります。
しかし、

練習にどれだけの時間がかかっているか、ご存知ですか?

そもそも教育課程の中に、「学芸会の練習」というのはありません。
そこで、前回示した「行事時数」などを使います。

それだけの時間で完成できるでしょうか?
無理です!


きちんと完成したものも見せたい
練習をしっかりやって完璧に仕上げたい


そう思うのが教員です。

そこで、器楽や歌は音楽で、踊りは体育で、劇は国語で
などと教科の時間を使う
ことが多いです。

ここで考えてほしいことは、

各教科の年間指導時数は、教科書の内容でほぼ満杯です。
そこに、学芸会の練習時間を入れる余地はありません。

さらに、劇は国語の学習内容にあるでしょうか?
奏する曲は、果たしてその学年の指導内容に適しているでしょうか?

そう考えると、やはり

学芸会は見世物

であると言えなくもありません。
そこで、「学芸会」ではなく「学習発表会」にしようと、

名前だけ変えた学校もあります。

しかし、内容は学芸会となんら変わっておらず
膨大な練習時間を費やしています。

小さい学校では、「劇」も「合奏」もしなくてはなりません。
さらに、「全校合唱」「全校舞踊」などもある場合もあります。

また、大きな学校では、全員が劇に出るわけではなく
「1つのセリフのため」「小道具づくり」のため、何時間も練習時間を使うわけです。

保護者や地域の人からすると
見ていて楽しい学芸会は残してほしい
と思うでしょう。

しかし、学校はもう飽和状態です。
スクラップ&ビルドしなくては
もう限界まできています。

授業時数が増える2020年度
学芸会をどう変えていくか
先生方の知恵の出しどころではないでしょうか。

今変えなければ、この先、きっと変わらないでしょう。







この記事へのコメント
いつも興味深く拝見しています。
教師が指導して、見世物として完成する、それではあまり意味は感じられないですね。
わたし達の高校時代の学園祭、私達主導で企画計画して、実行した、本当にいい経験でした。
学校行事で、子供にいい経験にならないことはやめることに賛成です。
Posted by 吉田真由美 at 2018年11月06日 00:00
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