2018年01月23日
保護者や地域がセンセイを忙しくさせている
子供は地域の宝です。
学校は、保護者や地域と連携協働して子供たちを育てていかなくてはなりません。
しかし、学校は保護者や地域に、保護者や地域は学校に、それぞれやることをお願いします。そして、関係が窮屈になっています。
例えば、保護者に朝の交差点での立番をお願いします。保護者からしたら「センセイはやらないのかしら?」と思います。
地域で夏休みにラジオ体操をしています。町内会の役員から、「学校のセンセイが来てくれたら、子供も喜ぶのに。」と言われます。
もちろん、どちらもやるに越したことはありません。しかし、勤務時間外の業務です。参加するとなれば、完全なボランティアになるのです。
このようにして、『子供のため=いいこと』だから、無理してもやらざるを得ず、仕事が増えるのです。
センセイの働き方を変えるには、学校、保護者、地域の三者は、『健全な児童生徒の育成』という大きな目標で共通しながらも、業務を分業していくことも、大切になってきます。
そのためには、校長を中心として、三者の代表が共通の認識をもつことが大切なのです。
Posted by nori910 at 21:38│Comments(0)