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2018年11月12日

組織力が高い学校かどうかは、職員会議の少なさで分かる

学校の会議の中で重要な位置づけをされているのが、職員会議です。

職員会議っていったい何?

と聞かれたら、どう答えますか?

行事予定や学校の様々な取組について話し合う会議

と思われていますが、法的根拠で言えば、職員会議は最高決議機関ではありません。

学校運営が円滑に行われるように、校長が、所属職員の意見を聞いたり、校長の運営方針を周知させたり、職員相互の事務連絡を図るためのもので、補助的なものなのです。

ひと昔前は、職員会議が長々と続き、喧々諤々やりあったものです。
しかし、今では、ほとんど連絡事項と言ってもいいような内容ばかりです。

それでも

職員会議は毎月やるものだ

と主張するセンセイが、どこの学校にもいるものです。
校長が「会議を減らそう」と提案しているのに、「減らすべきではない」と主張するなんて、どこかおかしいです。
そういうセンセイは

職員会議は、反対意見を堂々と言ったり、全体の場で管理職を非難したりすることできる場

だと勘違いしているからです。
そんなために、センセイ方一人ひとりの貴重な時間が奪われているのです。

教員の時給は平均で2500円ぐらいです。
教員30人いる学校で2時間の会議を行ったら

2500×30×2=150000円

15万円分の価値を生み出す議論をしなくてはならないわけです。

付け加えると、職員会議の途中、ほとんどのセンセイは、丸つけなどの内職をしています。
こんな会議、いらないでしょ!

職員会議で議論しなくてはならない議題は、年にいくつかだけです。

《提案がある場合》
  ①部内で議論して、しっかりした計画を立てる。
  ②リーダーが、校長とミーティングをして決定する。
  ③校内LANなどで周知する。(必要であれば、電子掲示板を使って意見をもらう)


これで十分、学校は動きます。
職員会議が

ハイコスト・ローリターン

であることに、そろそろ気付きませんか?



  


Posted by nori910 at 21:42Comments(0)