2018年10月12日

家庭訪問って、誰がやりたいと思っていますか?

学校の中のイベントがどういう目的で行っているか
実はわかっていないまま行っているものも多いです。

「昔からそうだから。」
と考えがちですが、他の方法でその目的を達成できる場合もあります。

例えば、
「理容室にはシャンプー台はあるものだ。」
と思っていますよね。しかし、
「1000円カットの店には、シャンプーがなく、大きな掃除機で吸い取ります。」


切った髪を取り除くという目的のためなら、シャンプー以外でもいいわけです。

話を学校に戻します。
今回、話題にしたいのは、

家庭訪問は必要か?

ということです。

まず家庭訪問必要説から理由を見ていくと
①子どもの家の場所を知る。
②家の中を見て、子どもの生活環境を知る。
③親の顔を知っておく。
④親と教育方針について話し合う。

などが挙げられます。

では、これって別の方法でできないでしょうか?
①地図やグーグルマップで確認できませんか。どうしても、実際に見ておきたいなら、校区内巡視を兼ねて巡回してはどうでしょう。
③最初の懇談会で名札などを付けてもらったらどうでしょうか。そもそも親の顔を全員知っておく必要があるでしょうか。
④親の教育方針を話し合うのであれば、家でなくてもいいはずです。学校でも構いません。

厄介なのが②です。
これはごもっともな意見です。子どものバックボーンを知っておくことは大切です。
しかし、それを知ったからといって、学級経営に役立てている先生がどれだけいるでしょうか。
子どもの生活にまで立ち入って、学級経営できる先生はほとんどいないはずです。
であれば、言葉は悪いですが、家庭訪問は、「家庭の覗き見」にしか過ぎないです。

さてここからは、家庭訪問の弊害について書いていきます。

①家庭訪問は時間を取られる

家庭訪問を行うために、授業時間をどれだけカットしているかご存知ですか?
月から金まで家庭訪問をして、午後の授業をカットしたら8時間。
しかし家庭訪問は5日では終わりませんから、10時間程度はカットしなくてはなりません。
その分、学級で使える時間が減るのです。

②4月は学級経営上、大切な時期

新しい学級がスタートし、最初にいくつかのルールを決めます。
それを定着させていくのが、2~4週目なのです。
実は、そこに家庭訪問があるので、時間割が変則になります。
掃除が簡単清掃になったり、帰りの会がなくなったり…。
せっかく1週目に確認したことが、崩れてしまうのです。
そのまま、GWに突入するので
GW明けの学級の引き締めは大変です。
ベテランのセンセイはともかく、若手のセンセイにとっては
学級崩壊のピンチに陥ります。

③家庭訪問は親も大変

センセイが家に上がるとなれば
掃除をしなくてはなりません。お茶も用意しなくてはなりません。
場合によっては、仕事を休まなくてはなりません。
たかだか15~20分センセイと話すために。
親にとっても家庭訪問は苦痛のはずです。

いったい、家庭訪問は誰のために今も残っているのでしょうか?






  


Posted by nori910 at 23:13Comments(0)